八十山和代について

私は竹、竹は私

洋画家・母雅子の影響を受けて、和代も洋画を母の元で勉強するように。

21歳より単身京都に行き、美しい風景を書いていた

24になるときに、洛西・もうそくちくと衝撃を受ける

孟宗竹はコンクリートまで割ってでるような勢い。

どんなときでもりんとしていたいという気持ちと竹林が合致し

自分の精神と一致

 

ある日、洛西の竹林に題材を求めて何度目かに行った時に、

たまたまその時の自分の心境と竹林の持つ様相とがピタッと一致したんです。

孟宗竹を見た時に「あっこれや!」と思いました。

要するに私は顔で笑って心の中では「負けたくない」と思っていますから、

それが竹のイメージとスライドしたんですね。

孟宗竹って太くて逞しくて天に向かって真っ直ぐに延びてますよね。

そして地下茎は土の中にびっしりはびこってコンクリートさえも割って出てきてしまう程の生命力。

そしてどんな時でもスキッとしていてどんな時でも顔に出さず

凛々としている外見が自分に見えたんです。

竹の外見に自分の姿、地下茎に自分の精神を感じました。

「私は竹、竹は私」。

それ以来ずっと竹を描き続けています。

でもその時は竹の事は何にも知らなかったんです。

太い竹と細い竹、そして竹の子ぐらい。

最初に出会ったのが孟宗竹と言う事も後で知りました。

「それじゃあ竹に申し訳ないなぁ」と竹の分類や構造も勉強したくて

本を買ったり、勉強会にも参加したり。

 

竹と出会ったその年が1984年。

それからちょっとずつ理解を深めて行きました。

そのほか竹にまつわることわざ、神や仏には必ず竹が登場すること、

全国の民話にはたくさん竹が登場することなども勉強しています。

そうすると今度は「竹取物語」がテーマになったりして、

これも結構面白いですね。

一回しかない人生。

思いっきり自分にこだわりたい。

やっぱり運命だったん

ですね、竹との出会いって。

館長ご挨拶

こんな画家見たことない。


2012年7月26日 八十山雅子・和代美術館館長 井上映治

画家が海外個展を実行する時、通常は、画商やスポンサーなどがサポートして開催される。しかし、八十山画伯においては、全く当てはまらない。
それどころか30歳から48歳までに6回の海外美術館個展を成功させ、日本人初個展と言う功績を残した。

―その全てが、たった1人で実行したと言う快挙であるー

6回に及ぶ海外個展の内容は、国際交流基金助成事業1回、国家公認記念行事3回の実績を残している。1991年にNYソ-ホでの個展に始まり、2回目の
1992年は、ノ―スウエスト航空の協賛を得て、名門「ザ・アート・ディレクターズクラブ」で画家の母への感謝の気持ちを込めて母娘個展開催。母雅子には、一切の出資させていない。

1995年は、竹の本場、中国進出と言う大きな夢を持って乗り込み、上海市・成都市・西安市を主催、中国東方航空、中国西南航空、中国西北航空が協賛、財団法人イオン環境事業財団から助成。在中国日本大使館・上海総領事館・京都市・小松市が後援。上海美術館、四川省美術館、西安美術学院美術館にて個展開催。

1998年は、1996年に他界した母雅子との約束実行の為、八十山画伯が生まれたブラジルの3都市(サンパウロ、リオ、ブラジリア)で、母娘巡回展を開催。国家公認記念事業・国際交流基金助成事業・JALが協賛、在ブラジル日本大使館・在サンパウロ日本総領事館・在リオ・デ・ジャネイロ日本総領事・ブラジル国立歴史博物館・京都府・石川県・茨城県・京都市・小松市・八幡市・長岡京市等々が後援で母娘ブラジル巡回展開催。リオのブラジル国立博物館に和代の作品が所蔵された。

2000年に中国西安美術学院に留学し中国画を学んだ。洋画家八十山画伯の描く竹の絵に日本画の原点である本場中国の水墨画の技法を取り入れ、日本を含めたアジアの画家としての進出を信じた。留学中に北京に近い将来、北京事務所設立を念頭に置いていた。2003年、北京に個人事務所を設立した。
2002年には北京の中国革命博物館と南京市の南京博物院で個展開催。国家公認記念事業になった。主催は江蘇省文化庁、江蘇省、北京画院。協賛を中国国際航空。
後援が在中国日本大使館・在上海日本総領事館『2002年「日本年」「中国年」日本側実行委員会』・北京市文化局・京都府・石川県・京都市・小松市・中国革命博物館・南京博物院後援。北京画院と南京博物院に和代の作品が所蔵された。

2008年は、ブラジル連邦貯蓄銀行美術館で個展開催。国家公認記念事業。主催はブラジリア連邦区政府。協賛はブラジル連邦貯蓄銀行本社美術館・大成ラミック。後援は在ブラジル日本大使館・京都府・石川県・京都市・小松市等々。首都ブラジリア市のブラジル連邦貯蓄銀行本社美術館にて2回目の個展開催。ブラジル国立美術館に和代の作品が所蔵された。

その他の個展としては、1998年にコスタリアにて個展。コスタリア大統領と竹の絵の寄贈式を行う。2005年ではインドで開催。インド副大統領と竹の絵の寄贈式など国際文化交流を深めて来た。

和代は20代後半に60歳までの人生設計をたてていた。
24歳の時、生涯のテーマである竹と出会う。
京都洛西・大原野の竹林を見て衝撃を受け、こう感じた。

「竹林の持つ様相と自分自身の心境がビタッと一致した。孟宗竹は、太くて青くてたくましくて、天に向かって真っ直ぐ伸びてる。地下茎は、地中を複雑に絡み合い、根っこは、生命力があって逞しくってしぶとくて負けたくない、生きるんだっー」

竹の外見に人間の外見、竹の根に人間の精神を重ね、人間の感情を竹で表現して行きたいと方針を固めた。

「私は竹。竹は私。」

今年で竹を描き続け34年目を迎えている。

1991年、竹の色に悩み、北極グリーンランド・シオラパルクに一か月間滞在して真っ白な世界、無の境地に身を置き、自身の竹の色を見つめ、1997年には、竹と出会った京都・洛西にアトリエ「八竹庵」を設立。
2005年11月23日、日本頂点の東京国立博物館(東京・上野公園)主催事業として和代の作品が、東京国立博物館本館に展示された。
和代に白羽の矢を立てたのは、同館本部事務局長の杉長敬治氏。「自ら海外留学の経験を持ち、世界で活躍する八十山さんの元気を感じ取ってもらい、竹のように真っ直ぐ伸びていてほしい、と願いを込めた。」と言う。

これは現役画家の展示異例という前代未聞の歴史を飾った。

2011年、亡き母雅子と約束をした「八十山雅子・和代美術館」を念願叶って昨年、白山連峰に守られた日本海に近い、風光明媚な環境に恵まれた故郷小松の実家に開設。
八十山画伯の揺るがない性格、そして信念の強さに私も深く感銘している。
八十山雅子・和代美術館には、亡き母雅子と和代の作品を通して深い母娘の絆と歴史であふれている。また併設されている画室では、画伯の作品制作中の姿も見られる。
二人の作品から元気と勇気と爽やかな風を感じ取って頂きたい。

合掌

井上映治 プロフィール

昭和13年 東京足立区千住で生まれる。
昭和26年 私立学習院中等部 入学
昭和29年 私立学習院高等部 入学
昭和32年 私立学習学院政経学部経済学科 入学
昭和36年 卒業
昭和36年 足立信用金庫 入庫
昭和53年 足立信用金庫 江北支店長就任
昭和57年 足立信用金庫 総務部部長代理
平成11年 足立信用金庫 理事長就任
平成19年 足立成和信用金庫 会長就任
平成24年 足立成和信用金庫 会長退任足立成和信用金庫 理事 相談役

八十山雅子・和代美術館 館長就任

※この文章をWikipediaに投稿しました

看板犬「大地」

看板犬の「大地」は皆様にかわいがって頂いております。

出版物・グッズ

八十山和代オリジナルブックカバー

色はグリーン、ブルー、ピンク
旭化成が独自に開発した、スエード調人工皮革<ラムース>を使用。
この製品は、八十山和代が、エコロジーをテーマに素材、色にこだわってプロデュースし、池田機業株式会社と提携し製作しました。
お問い合せ先
製造販売元:池田機業株式会社
TEL 06-6773-2770

定価¥3,150
(本体価格3,000円+消費税150円)

日本ブラジル交流年日本文化展『日本文化展』
八十山和代作品集

日本ブラジル100周年の重きを称え「日本ブラジル交流年日本文化展」開催を記念して出版された画集です。賛同して下さいました日本を代表します二人の作家、染織家5代目の田畑喜八氏、千家十職竹工芸家13代目の黒田正玄氏の作品を含め、御母堂様の故・八十山雅子画伯の作品が掲載されています。竹を描いて25年目。竹の地下茎の如く、竹絵を通じて人との絆を大切に邁進する八十山和代画伯の描く油絵、水墨画の数々をご堪能して下さい。
A4版 75頁 定価¥2,100
(本体価格2,000円+消費税100円)

画集『日本・中国の山水・花鳥・人物』

八十山和代 日中友好中国帰国展
竹に人の心を重ね合わせながら独自の世界を表現し続ける八十山和代。中国・西安美術学院で学んだ中国北方伝統的技術をふんだんに取り入れ、新たな八十山ワールドが展開される。西安美術学院の11人の中国画家の作品も同時掲載。

A4版 定価2,000円+消費税

元気エッセイ『西安的バンブーの和』
竹の洋画家中国へ行く

1年間の中国西安美術学院での留学生活。中国でも瞬く間に多くの友人に囲まれ、スケッチ旅行、西安的バンブーの和お家訪問、ギョウザ作りなどを体験。ハルピンで念願の母の遺骨埋葬を成し遂げ、七三一部隊の跡地を訪問。生の中国の魅力がぎっしりつまった1冊。
四六判上製本 284頁
発行:株式会社 白川書院 075-781-3980(代)
2,300円+消費税

彩りの彼方に、詩の音色が聴こえる
『八十山雅子・和代展』

八十山雅子・和代展1992.3.5~3.31 ニューヨークアートディレクターズクラブ2回目のNY個展。初めての母娘海外個展を記念した母娘記念画集。豊富な自然と親子の情愛を描く八十山雅子画伯の作品と、モチーフの竹林その他の風景や生物が描かれている和代の作品。二人の世界を満喫して下さい。
1992年版 52頁 発行:株式会社 オノウエ印刷
0266-52-8020(代)

『八十山雅子・和代展』 ブラジル日本移民90周年記念祭1998.8.8~9.27

八十山雅子・和代展 日本人がブラジルへ移民を始めてから90年目。その記念事業として、サンパウロ、リオ・デ・ジャネイロ、ブラジリアの3都市にて巡回展開催。娘の和代はサンパウロ生まれ。御母堂の故・八十山雅子画伯と二人の代表作が多数発表され、世界各地で絵画展を開催、高い評価を受けておられます。
1998年版 91頁
発行:株式会社 オノウエ印刷
0266-52-8020(代)

2002年日中国交正常化30周年記念
『日中竹文化八十山和代』展

2002年「日本年」「中国年」日中竹文化八十山和代展 さる9月に日中正常化30周年記念2002年「中国年」「日本年」の記念事業として中国革命博物館(北京市)南京博物院(南京市) にて展覧会を開催いたしました。
日本国家記念行事として北京の中国革命博物館、南京の南京博物館と巡回個展開催。八十山和代画伯の描く油絵、水墨画、着物の数々をご堪能下さいませ。
2002年版 10頁
発行:株式会社 オノウエ印刷 0266-52-8020(代)
定価¥210(本体価格200円+消費税10円)

美術館概要

八十山雅子・和代美術館は以下の様な運営体制を取っております。

美術館概要

名称 八十山雅子・和代美術館
所在地 〒923-0968 石川県小松市村松町153
連絡先 TEL/FAX 0761-43-3458
設立 2011年11月9日
名称 八十山雅子・和代美術館 別館・八竹庵
所在地 〒610-1153 京都市西京区大原野南春日町865番地
連絡先 TEL 075-332-8255 FAX 075-332-8256

オーナー

オーナー 八十山和代(竹画家)
館長 井上映治(足立成和信用金庫 会長・2012年7月より就任)

役員名簿

理事 清水稔章 ㈱清水薬品 代表取締役社長
理事 林直樹 イオン㈱ 顧問
理事 木下公一 公益法人木下美術館 理事長
理事 山本義之 中日新聞論説委員
理事 李明 北京伝人文化交流センター中国所長
理事 田尻敏寛 ㈱でんでん 代表取締役社長
理事 出口勲 弁護士法人出口法律事務所
理事 北本純誓 ㈲スタジオ・ヴィアンドエム 代表取締役

事務局

事務局 八十山浩