上賀茂神社に竹龍

北陸中日新聞(2025年8月15日付)

上賀茂神社に「竹龍」

画家極め40年 小松の八十山さん 奉納へ制作

小松市の洋画家八十山和代さん(66)は、世界文化遺産に指定される上賀茂神社(京都市北区)に奉納する竹と竜の絵を制作している。「権威ある神社にふさわしく、りりしい竜にしたい」と筆を執る。 (後藤二)

キャンバスを突き抜けるかのような生命力を感じさせる竹と、今にも飛び立ちそうな躍動感のある竜―。アトリエを兼ねる「八十山雅子・和代美術館」(小松市村松町)で、八十山さんは真剣な表情で筆を手にし、作品を完成に近づけた。

上賀茂神社に奉納する作品「竹龍」は、大きさ縦1・2メートル、横約1・8メートル。神社の田中安比呂宮司から依頼があり、神社の「明神会館」に飾られる予定。9月中旬の完成を目指している。

八十山さんは、24歳で竹と出合い「竹画家としての役目を全うしよう」と40年以上、描き続ける。これまでも高台寺(京都市東山区)や建長寺(神奈川県鎌倉市)といった寺にふすま絵などを奉納した。

今回の作品「竹龍」に描く竜の目は、命を大切にする「慈しみの目」を持たせた姿で、八十山さんはその慈しみの目で「今を生きる人たちを勇気づけたい」と思いを込める。

【写真キャプション】 奉納する「竹龍」の制作に励む八十山和代さん(左)=小松市村松町の八十山雅子・和代美術館で

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